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地獄!絶望のコミケアタック! [日記 / 生存報告]

 

~前回までのあらすじ~
俺の人生はエリア88とともに始まった


親は最初俺の名前を 真 にするつもりだったらしい

そんなノリで幼稚園の頃から
エリア88のOVAとかSFC版とか見て育った結果
こんな大人になってしまった

そんな中、今回のコミックマーケット88(以下C88)では
「88」にちなんでエリア88の作者である、
新谷かおる先生が参加されるということで、

俺は衝動的にコミケへの突入を決めた


なお、俺のコミケへの参加経験は1回

最後に参加したのは高校の頃で、
サークル補助だったため、当時の難易度は超ヌルゲーであった


 

サバゲではひゃくせんれんまのおれでも
コミケでは初心者だ

しかも衝動的参加ときた きけんなじょうたいだ


まず移動手段の選定なんだが、
なにこれ 車でいけば全然はやいじゃーん

と思ったので俺は車を使うことになんの疑問も感じなかった

実際会場までは通常1時間半程かかるところ、
55分とかで到着した


しかし現地の駐車場は
全てサークル参加専用ということを現地で知った

最後に参加したときは何事もなくこの駐車場を使ったので、
俺はその記憶を辿ったつもりが、

当時はサークル参加故に使用可能だったに過ぎないのだ!


周辺の駐車場も全て満車だったため、

結局八丁堀辺りまで彷徨ってようやく駐車場を発見、
そこから電車を使うという本末転倒の状態になった

彷徨った時間は1時間・・・

俺はこの時点で心底後悔していた

「ナメていた・・・・・・・・」



―――


そんなこんなで会場に到着した
10時半には到着するつもりが、時刻は既に12時を過ぎている

俺は既に無視できないダメージにやられている

マネーも、身体も、精神もだ!


今回の俺はコスプレ参加だ

度々披露している空軍パイロットの装備品で
A88に突入しようという算段である

コスプレ参加では料金が必要だ
更衣室とクロークを利用して、快適に参加できる

手馴れたスタッフさんの活躍もあり、
スムーズでナイスなシステムとなっている

そんなわけで、初心者の俺でもスムーズに着装完了


が、周りが濃すぎて、
俺の自信に溢れる装備品ですら完全に霞んで誰も見向きもしない

本来のコンセプトからするとちょっと逸脱してるとはいえ、
なんて恐ろしいイベントなんだ・・・!


時間は12時半、A88のある「東3展示場」へ急ぐ



―――



東館へ続く人の流れはスムーズだった

昔参加したときはこの移動だけで
1時間半くらい掛かった記憶がある

今回が最終日だからだろうか


そんなこんなで人の山に流されるまま東館に到着

壁際を辿って・・・ ついにみつけた、A88ブース


しかし人の壁で見えない

結構並んでるがこの分なら割とすぐにお会いでき・・・



!?


目に飛び込んできたのは
俺にとって結構ショッキングな光景だった

俺が見た列の最後尾の方が持っていたのは、


「A88 列の途中」

の札だった


途中・・・? じゃ、じゃあ最後尾はどこだ?

俺は列らしいものを辿った

通路を確保するため、列がいくつにも切られ、
その間にはいくつもの

「A88 列の途中」

の札が存在しており、
俺はそれを一枚一枚見るたび胃を痛めていった


そうして屋外まで出たところに、最後尾はあった

俺はこの百何十mあるのかもわからない列に並び始めた

さっきまでの曇り空は消え、何故か快晴になっていた

俺は装備品と共に灼かれていた


そして飲み水をカバンに忘れたことに気付いた

俺は完全に撃墜されたパイロットだった


エリア88にも撃墜された主人公が
砂漠を彷徨うシーンがあるが、結構近い状態かも知れないと思った

並び始めて1時間くらいした辺りで、スタッフの方が来て

「ちなみにこの列は90度に折れて会場に向かうのではなく、
 蛇行しながら大きく迂回した後、会場に向かいます

 時間で言うと4時間くらいかかるので、
 イベント終了に間に合うか間に合わないかです」

という旨のご案内をしてくれた


おお、神よ

俺が百数十mだと思っていた列は数百mだった


会場に入るまでの少なくとも3時間を
直射日光の下、水なしで装備品を背負って
たどり着けるかもわからないまま並び続けるのか

しかもコスプレ会場とクロークの閉場は閉会よりも早い・・・・


その考えがめぐったとき、俺の心は完全に折れた

紙切れよりも薄い己の矜持、
燃えつきるのにわずか数秒。



そしてこの時点で心底後悔していた

「完全にナメていた・・・・・・・・」



―――



俺はフラフラと列から離れていた

当初の目的を捨て、楽な道を選んだのだ


エリア88でいうと、
調子こいて2コマくらいで撃墜されるモブのような状態である


耐えかねて買った水はとても旨かった


空気は嫌な湿気で最悪だった

ここは地獄なのだ


俺は屋外のコスプレ広場に逃げ出した

直射日光の下、強烈な我慢大会が繰り広げられていた

噂に聞くローアングラー存在も見かけたが、
非常に姑息、人生について考えてしまうレベルの悲壮感だった
(しかも男の尻を撮ってたぞ)

ああいうのを無視するのも我慢大会の一環なのだ


顔出してるよりはバイザーとか閉めて顔を隠してるほうが
声をかけてもらえた

俺の精神力と引き換えに承認欲求が満たされた

そんなことをしていたら、
何故か仮面ライダー(衣装とかスゴイよくできてる)の方と
一緒に写真に写らせていただくことになったりした

いや 俺怪人と戦えないッス・・・ 畏れ多いッス・・・


そうして彷徨っていると、
遠くにミリタリー系の装備の方々が集まっていた

俺はホームを見つけたような気持ちになって入り浸っていた

ここまで散々地獄を見たので、みんなの優しさが染みる!

時間は14時半、
最後に癒しを見出した俺は、成仏するように会場を後にした



―――



_DSC0418_R.JPG

ここは有明・・・

作戦地区名 コミケ88・・・

最前線中の最前線!地獄の激戦区 コミケ88!!


生きて滑走路を踏める運はすべてアラーの神任せ!!

おれたちゃ、神様と手を切って、地獄の悪魔と手を取った・・・

          エ ト ラ ン ゼ 
命知らずの無職引き篭もり!!






―――



電車はクソだった

切符を事前に買っておいたのは正解だった
切符買うまでにまた数十分(推定)並ぶところだった

地下鉄へ続く、空調のない階段では
雨の後 干さずに履き続けた靴のような臭いがした

地獄は続いていた


電車には割りとすぐに乗れた

あと2時間引っ張っていたらこうはいかなかっただろう






―――




八丁堀の駐車場にたどり着いた俺は途方にくれていた



料金表示の液晶には

7,200円

と表示されていた


何故だ・・・

30分250円 上限2,000円ってそこに書いてあっただろ

と俺は思ったが、
離れたところに小さい看板があって

「ここだけ別運営 12分300円」

とだけ書いてあった 俺は完全にハメられた


否、駐車場をとりあえず見つけられた安堵感で
油断していたのだ

痛すぎるダメージだった

割とガチ凹みした俺は、失意の中首都高を行く



――その日、
  悪魔は俺に“生きろ!” と言った (励まし)



_DSC0430_R1.JPG
さらば有明!


END

撮影:韓国軍装備のおにいさん
一緒に写ってくれた方:松島すあまさま(@suama_evo9gt)

会場でお会いした皆様 ありがとうございます!ありがとうございます!
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