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サバゲ初心者向け 光学照準機器について 後編:スコープ&ダット使用・調整法 [サバゲ未経験・初心者向け]

 


前回までのあらすじ~
ダットサイトとスコープ・・・
基本的な光学照準器の情報と選び方が出揃ったところで、

今日はそれらを銃につけ、調整し、
そして上手く使えるようにしようというところだ

銃への取り付けから、順を追って話をしていこう

俺は間違った取り付け方で損している人を
何十人と見てきた男だ

我々は別に命が掛かってるわけではないので
それでも問題ないっちゃ問題ないが、
せっかくだし、正しい使用法で楽に戦力アップを狙ってみよう

 

-スコープ&ダットの調整法・使用法-



・マウントリングの選択

_DSC0026-1.jpg

銃のフレームに光学機器を取り付けるためには、
マウントリングが必要だ

最初から付属している光学照準器もあるが、
付属していない場合は別途購入する必要がある

マウントリングを探すときは、
まずは光学照準器のチューブ径に注目しよう

エアガン用の光学照準器は、
スコープの場合約25mm(1インチ)または30mm
チューブ型ダットサイトの場合は30mmのものがほとんど

というわけで、
まずはこれに対応した径のマウントリングを探そう


次に高さ

マウントリングには
光学照準器を取り付ける高さに、商品によって幅がある

M4/M16系(=AR系)のフロントサイトとリアサイトの高さに
ピッタリ合う高さは約25mm(1インチ)の高さとされる

これはバックアップサイト
(主にレールに取り付ける補助用の折り畳み可能な照準)
についても同じなので、こうした照準との併用や、
或いは見た目のリアリティを重視したレイアウトを組む際も
参考になると思う

(ダットサイトを点灯させた状態でバックアップサイトを展開させたとき、
 調整された点の位置にバックアップサイトの照準が合うようになっていると美しく、
 テンションが上がる)


_DSC0006.jpg_DSC0026.jpg
俺のHK417についているスコープのマウントリングや、
このCompM2についているマウントリングも、
この1インチという高さのものである

(ただし、HK417の上面レールは
ノーマルのM4/M16系と比べ数mm嵩増しされているので、
高さ20mm程度のマウントリングなら問題なく使えるらしい)


その他の銃やライフルスコープの場合は、
規格だけでは上手くいかない場合もある

2点止めのマウントリングでは、
その高さが数mm単位で選べるものがある

ここからは個人の体格なども関わってくるので、
一応選ぶポイントなんだが、


前提として、

・構えたときに、ストックから頬が離れるのはよくない
 マウント位置が高すぎるとストックからは頬が離れる
 ライフルは基本的にストックに頬を付けて狙うものである

 ガッチリホールドして、
 構えた時点での結果のバラつきを少なくしなければ
 命中精度は下がっていくことになる


・銃を構えたとき、顔が傾くのはいけない
 マウント位置が低すぎると顔が傾く

 顔が傾くと高確率で銃が傾く
 我々の銃にはホップアップが搭載されており、
 銃を傾けたまま撃てば弾は曲がった弾道を描くことになる

 そんな状況など、光学照準を調整する以前の問題だ


以上のようなことが挙げられる

頬をピッタリくっつけつつ、顔が傾くことなく構えられる、
そういう高さが、マウントリングの適正な高さというわけだ


その他、
マウントリングには2点で光学サイトをホールドするタイプや、
1点でホールドするタイプなど、いろいろある

基本的には上記の通り、
径と高さによって選べることがほとんどである

その他、気に入ったデザインや固定形式のものを見つけた場合は
よく調べてから採用を検討しよう

中華クオリティのマウントリングでは、
たまにガタついたり銃に傷がついたり、
ひどいものだと勝手に脱落したりするようなものもある

気をつけて選ぶのは難しいが、
もしそういうのを引いてしまったときは気をつけて運用しよう




・光学照準器とマウントリングの固定

光学照準器をマウントリングに合体させる際は
ほとんどの場合ネジ止めでの固定となる

海外製品だと国内ではあんまり見られない、
インチ規格の六角レンチや、

雪の結晶だか首領パッチだかみたいな形をした、
トルクスネジを使うものもあるので、

マウントリングや光学照準器のパッケージに付属した
六角レンチは最初のうちは出来れば失くさないようにしよう


水平垂直をキッチリ合わせなければ、
調整のときに不要な苦労するばかりか、

スコープの場合だとそもそも照準通りに当たらなくなる場合がある

最初の接続作業は苦労してもいいので、
納得いくまでしっかりやろう 

水平垂直がいまいちわからなくなってきたら
それ以上やるとあたまがおかしくなってくるので
お茶でもしてリセットしよう

ネジは対角の2本ずつを徐々に締めていけ 
と昔アドバイスをもらったのでササハラはその通りにしている


また、光学照準器には大抵、照準調整ネジが
側面に1個、上面に1個ついており、
フタに隠れているものも多いが、
ここに上と横が書いてある場合が多い

光学照準器は通常、銃を固定した状態で、
右手で調整ネジを回して
調整することが考慮された設計をしている

(一部左手での調整に対応したものもあり、
 その場合は側面の調整ネジを上にしてもいいように
 調整方向を示す文字が書いてある)

よって、点しか表示されないダットサイトや
上下左右対称の十字をもつスコープであっても、
照準器自体の上下左右の向きは決まっている


「UP」と書かれたネジやツマミがあればそれが上、
「LとかR」とか書かれたネジやツマミがあれば、それが側面となる

90度傾いたところで、
ただの十字しか刻まれてないスコープならまだあまり弊害はないが

発光機能やサイドフォーカスなど、
いろいろな機能がついたスコープの場合は操作性を損なったり、
十字に様々な情報が刻まれていると
覗いたときにカッコ悪い状態になったりする



スコープの場合はパッと構えたときにアイリリーフが
しっかり目の前に来るように、
構えてから顔を前後させて調整するような事態を
避けられるような位置取りに固定しよう

これは銃に固定するときも同じだ

顔を前後させてアイリリーフを探すとロスが非常に大きく
しかも銃を構えている間は
遮蔽物から体を晒している場合が多いので、
無防備かつ戦闘能力ゼロの時間を増やすことになる

おろそかにされがちだが、この調整は結構大事だ


ダットサイトの場合はレールさえついていれば、
前後の位置はかなり自由だ

ハンドガードだろうがレシーバーの上だろうが、
好みに合わせて配置しよう


銃に固定する際も、多くの場合
マウントリングの大きなネジによって固定することになるが、
この際も照準が斜めを向くことなく、
まっすぐに前を向くようにキッチリ締めよう

マウントリングには
 】 ←こういう形の金具がついているものがあり、
これでレールをホールドして固定するわけだが、

たまにこの金具が上下非対称の形をしている場合がある

この金具を逆さまにつけると
スコープが曲がって付いたりするので、注意して取り付けを行おう


そうそう、ガッチリつけようとして
マウントリングを銃に固定するために使うネジを回しすぎると
ネジの頭がポロッと取れて、
マウントリング買いなおしになる場合がある

これも気をつけよう


その他、一回取り付けて調整を終えた後、
外したりもう一回つけたりということをすると、
取り付け状況の変化から、調整が狂う場合がある

毎度調整するなら問題はないが、面倒な場合は
持ち運びの時等も外さないでおくといい









・スコープとダットの調整

というわけでやっと銃に光学照準器がついた
これから調整を行っていく

銃に最初から付いている照準器であれ、
今つけた光学照準器であれ、照準の調整が必要だ

まず十分な長さのあるシューティングレンジに移動するか、
或いは絶対に安全と言い切れる場所を選んで射撃の準備を行う


照準調整のことをゼロインとかゼロイングと呼ぶ

調整方法はダットサイトもスコープも同じだ

調整は銃に対して照準器がしっかりまっすぐ付いている限り、
照準器上面と側面(多くは右側面)に
それぞれ一つずつ付いたネジ、またはツマミの、
以上2箇所のみを使う

上面に付いた、UPとかDOWNとか書いてあるネジ、
またはツマミを「エレベーション」

側面に付いた、LとかRとか書いてあるネジ、
またはツマミを「ヴィンテージ」と呼ぶ


調整に当たっては、
まずはどの距離に対して調整を行うのかを決めよう

好みにより誤差はあるが、屋外戦なら30m~40m、
室内戦なら10m~15m程度に合わせておくといい


ビデオゲームの照準はどの距離でも合うが、
現実世界ではそうは行かない

何故なら、これは光学照準器の点、または十字の中心の高さと、
銃口との高さにギャップがあるからである

瞳の中心点と、光学照準器の照準点と、標的を結んだ線Aと
銃口からレーザーのように伸びる弾道線Bとが交わる点が、

ゼロイングされた点(距離)ということだ


弾がずっと真っ直ぐに飛ぶと仮定して、20mでゼロインした場合は、
10mでは結構サイトより下に当たるし、
30mでは逆にサイトより結構上に当たることになる

よく使う距離を中心に調整して、
あとは銃の角度で照準補正を行うというわけだ


というわけで文字上で調整作業を行うが、
何mで調整するか決めたらば、

とりあえず銃を固定し、ホップを調整、
その距離に適当なターゲットを設置して撃ってみよう

この時点で銃がグラグラ動くと調整もなにもあったもんじゃない 
慣れるまではしっかり固定しよう

細かい調整がしたければ、A4なりA3の紙とかに、
マジックで十字を書いて、その十字の中心を狙えば
照準のズレを容易に観測できる


20mのターゲットに対して撃った結果、
今回は明らかにダットやレティクルの中心よりも、
左下に飛んでいたと仮定しよう

俺の場合まず左右から調整する

照準器側面の、ヴィンテージにまず注目しよう

矢印と一緒に、LだかRと書いてあるはずだ
これは当然、Left(左)とRight(右)だ

そして今は、
弾がダットの点やスコープの十字よりも左に飛んでいる
右に修正したい

というわけで、Rに向けてヴィンテージを回そう

このヴィンテージ、及びエレベーションは、
着弾点を動かすものだ


左に寄っていた着弾点は、
Rに回すことにより右に移動する

回したら撃ってみよう そして弾着確認、
結果に応じて引き続き調整を行う



エレベーションやヴィンテージは、
回すとカリカリカリッとクリック感があるものが多いが、
この1クリックで動く範囲はモノによって違い、
それらは説明書、或いはパッケージに書いてある

よく用いられる単位はMOA、或いはMilだ

これは角度の単位で、

1MOAは100ヤード(約91m)先の1インチ(約25mm)、
つまり10mでは約2.8mm程度、

1クリック1/8MOAとか書いてあったら、
20mで調整する場合8クリックで約5.6mmの角度を
ダットやレティクルが動くということだ

ヤードとインチを使うのがMOAだ
これはダットサイトのダットの大きさの単位にもなっている


1Milは1000m先の1m、
つまり10mでは1cmの角度を示すものである

MilはミリタリーのMilで、軍用の角度表示だ
1クリック1/4Milとか書いてあったら、
20mでは1クリック5mm、4クリックで2cm動く

Mil規格だとメートルを元に計算できるので楽だ

(ヤードポンドを基にした歩兵ミルというのもあるらしい ややこしい)


まぁ光学機器はアメリカ製品やそのコピーが多いので
結局MOAやヤード・ポンド法ベースが多いが。


まぁなんかよくわからなければ通り過ぎるほど回せばいい

ここまでいけば通り過ぎるってことがわかれば、
あとはその繰り返しで誤差を修正していけばいい

(回しすぎるとネジや内部の機構が外れて
 ブチ壊れるものがあるので気をつけよう)

左右が合ったらば、次は上下も同様に調整する

今回は下に飛んでいるので、
UPの方向を回せば着弾点は点に近づくように上に昇っていく


20mで任意の的に当たるようになったらば、調整終了!

20mでゼロインを行った、という状態になった


以降は距離に合わせて銃の上下角によって補正を行おう

交戦距離が5mとか10mとかになる室内戦では、
この弾着補正がかなり重要なテクニックとなる


銃とサイトとの高さの差が何cmなのかを把握し、
ゼロインした距離に応じて、
5mならば着弾点はサイトの何cm下になるのかとか、
そういう計算を漠然とできるようにしておく必要があるのだ

まぁ、知識を持った上で場数を経験していけば、
そのうち勘による補正で当てられるようになる




・「両目で狙うこと」の重要性

500m先を狙うならまだしも、
エアガンでの交戦距離は野外でもせいぜい50m、
視界の中の大半の角度から、
めまぐるしく様々な情報が飛び込んでくることになる

片目を瞑ることでその半分を潰すのは非常に危険だ

よってダットサイトやスコープは、
エアガンの場合両目で使えた方がいい

これは片目でサイト、
もう片方の目で肉眼の視界を確保するという意味で、

特にダットサイトは、これを行うことにより、
視界の中に光点が浮いているような状態を作ることができる

人間「利き目」というものがあるので、特に目が左利きの人は
最初は左目の視界と混同して変なところに弾を撃ちがちだが、

照準に慣れてきて、さらに銃を上手く構えて撃てるようになれば、
ゲームのように感覚的かつ革命的なほどスピーディに
狙いをつけることができるようになる

これがダットサイトの真価だ 両目なくしてダットサイトはない


スコープは倍率がある分、左目の等倍の視界と、
右目のスコープの視界とをうまく処理することは最初は難しい

まずはシューティングレンジなどで、片目を瞑って狙いをつけ、
その後ゆっくりもう片方の目を開けてみよう

それがスコープの運用上有利な視界だ

スコープを見る目のほうに集中しきることなく、
肉眼のほうには意識だけ向けておいて、
何か動くものがあったらそっちに一瞬注目、対応を考える

というようなパターンを立てておくと混乱しなくて済む
慣れてくると視界の隅の微妙な動きですぐ対応できるようになる

練習してうまくやればスコープが苦手とする近距離でのバトルも
有利に運ぶことができるようになるだろう



―――


以上、ダットやスコープの扱いと、
エアガン的な意味での基本的な知識は
思いつく限りこれで全てだ

斜めにスコープをつけている方、
ダットサイトの調整が明らかに合っていない方、
高さが合ってなくて知らぬ間に苦労している方、

いろいろな事例を見たことがあるが、最初に述べたとおり、
まぁ我々は別に命が掛かってないので正直問題ないとは思う

しかし、正しい使用方法と知識を得た上で、
戦力増強を目指すとより楽しいのでオススメだ!


END
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